

ゴムは、タイヤをはじめベルト、ホース、ロール、シールなど自動車・IT関連機器を始めあらゆる産業分野で使用されています。
ゴム事業部では1952年に当時世界有数の合成ゴムメーカーであるカナダのポリサー社の総代理店となって以来、同社の各種合成ゴムとその加工技術を国内に紹介し、わが国ゴム工業の発展に寄与してきました。
ポリサー社のゴム部門は1990年に世界的企業のドイツ・バイエルAG社の傘下に入りました。さらに、2004年にはゴム、高機能化学品のメーカーとしてランクセス社が設立されました。当事業部では工業用ゴム部品などに用いられるハロゲン化ブチルゴム、レギュラーブチルゴム、耐油性に優れたニトリルゴム、耐油/耐熱性に優れた水素添加NBR等、これまで以上に幅広く、高品質の合成ゴムを市場へ供給しています。
また、当事業部では住友化学、三井化学、東レダウコーニング、東ソー、クラレ、住友スリーエム、ダイソー等の国内一流化学メーカーの代理店として、SBR、ポリイソプレンゴム、EPDM、ポリクロロプレンゴム、エピクロルヒドリンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムなど汎用ゴムから高機能ゴムまで幅広く市場に供給する役割を担っています。
加えて、海外よりKaMin社のカオリンクレイ、Kentucky Tennessee Clay社のハードクレイ、Technical Processing社の加工助剤、SI Group社のアルキルフェノール樹脂、Cray Valley社の液状ポリブタジエン等のゴム業界への供給窓口として輸入販売業務にあたっています。
また、大阪地区を中心に会社設立以来天然ゴムの輸入販売を手がけており、ベトナム産のSVRは他社に先駆けて取り扱いを始めています。
従来の米国ニューヨーク、泰国バンコクの現地法人に加え、2003年12月には中国において三洋物産貿易有限公司を開設し、さらに2004年10月には三洋東知(上海)橡膠有限公司を設立致しました。成長する中国市場でのゴム材料の輸出入及びコンパウンド事業に注力していきます。また2010年には、越南ホーチミンに現地法人、印度ニューデリーに駐在員事務所を設立しました。
技術革新が進む中、自動車・IT関連機器・OA機器用などのゴム部品では機能性の向上が求められ、使用する原料に対する品質基準はより厳しいものとなっています。
当事業部としては、取引先のニーズを先取りし、既存商品の品質改善を図っております。また、新規開発商品として環境対応型可塑剤、樹脂添加剤や医療機器材料の取り扱いを開始し、質の高い技術サービスとグローバルな関連情報の提供に務め対応していきます。