決算レビュー

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    通期


2021年第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあるものの、ワクチン接種の加速や海外経済の改善により一部に持ち直しの動きも見られました。しかし、変異ウイルスの拡大等により7月に入って感染者数が再び増加し、緊急事態宣言の対象地域が6都府県に拡大されるなど感染症の収束は見通せず、景気の先行きは引き続き不透明な状況にあります。
このような環境下、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は68,425百万円(前年同四半期比19.3%増)、営業利益は5,083百万円(前年同四半期比33.0%増)、経常利益は5,628百万円(前年同四半期比33.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,791百万円(前年同四半期比38.3%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりです。
なお、第1四半期連結会計期間より経営管理区分を変更したことに伴い、従来「化成品」セグメントに含まれていた㈱ワイピーテックを「機械資材」セグメントに変更しています。以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。

 

① 化成品
ゴム関連商品は供給逼迫と価格高騰が深刻化したものの、自動車向けをはじめ全ての産業で原材料の需要が拡大し、好調に推移しました。化学品関連商品では、主力のUVインキ原料等素材の輸入販売が好調に推移し、韓国向け電子材料の輸出や北米向けフィルムの輸出も堅調に推移しました。また2016年㈱ソート買収に関連したのれん償却が終了し、償却負担が減少しました。
この結果、売上高は23,565百万円(前年同四半期比8.2%増)、セグメント利益(営業利益)は1,514百万円(前年同四半期比45.7%増)となりました。

 

② 機械資材
産業資材関連商品では、半導体不足による生産調整懸念は緩和し、主力であるシート周辺部材の販売は好調でした。機械・環境関連商品では北海道当別町の大型バイオマス案件が実現、粉体関連は消耗品・保守サービスが堅調に推移しました。科学機器関連商品は、粒子分散や耐候性試験機などが堅調でした。
この結果、売上高は26,016百万円(前年同四半期比15.2%増)、セグメント利益(営業利益)は3,364百万円(前年同四半期比29.1%増)となりました。

 

③ 海外現地法人
Sanyo Corporation of Americaは、高吸水性樹脂やゴム関連が好調に推移しましたが、中国製自動車部品の追加関税や販管費の増加により営業利益は微増に留まりました。三洋物産貿易(上海)有限公司は、自動車市場の急回復により自動車部部品が大幅に伸長し、全体としては非常に好調でした。Sanyo Trading Asia Co., Ltd.(タイ)は、ゴム関連を中心に化学品・自動車部品も堅調で、増収増益となりました。Sanyo Trading (Viet Nam) Co., Ltd.は、塗料・インキ関連が好調でした。Sun Phoenix Mexico, S.A. de C.V.は、自動車関連部品は好調も、中国からの海上輸送費高騰の影響を受け、増収・減益となりました。なお、当期よりPT. Sanyo Trading Indonesiaを連結の範囲に含めています。
この結果、売上高は18,731百万円(前年同四半期比45.4%増)、セグメント利益(営業利益)は932百万円(前年同四半期比38.0%増)となりました。


2021年9月期第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあるものの、各種政策の効果や海外経済の改善もあって持ち直しの動きがみられました。
しかし、4月に4都府県に対して3度目の緊急事態宣言が発出される等、感染症の更なる拡大・長期化も懸念され、先行き不透明な状況が続いています。 このような環境下、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は、45,525百万円(前年同四半期比11.1%増)となり、営業利益は3,634百万円(前年同四半期比23.3%増)、経常利益は4,018百万円(前年同四半期比26.2% 増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,667百万円(前年同四半期比26.1%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりです。
なお、第1四半期連結会計期間より経営管理区分を変更したことに伴い、従来「化成品」セグメントに含まれていた㈱ワイピーテックを「機械資材」セグメントに変更しています。以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。

 

① 化成品
ゴム関連商品は、自動車に加えOA、医療、建機向けも需要が回復しました。新規商材として放熱用途の機能性フィラーが電子機器向けに好調でした。化学品関連商品では、主力の重合開始剤等UVインキ原料が好調に推移し、また韓国向け電子材料の輸出や北米向けフィルムの輸出が回復しました。 この結果、売上高は15,353百万円(前年同四半期比0.5%増)、セグメント利益(営業利益)は922百万円(前年同四半期比26.4%増)となりました。

 

② 機械資材
産業資材関連商品は、日系自動車メーカー各社の高水準生産が続き、主力であるシート周辺部材の需要が大幅に伸長しました。機械・環境関連商品は、主力の飼料用造粒機本体の納入が好調で、さらに消耗部品と保守サービスも高水準に推移しました。木質バイオマス関連事業は本体実現はありませんでしたが、消耗部品と保守サービスは順調でした。 科学機器関連商品は、コロナ禍で遅れていた納品が実現し、またコロナ対策関連として吸入製剤評価装置の需要が活発でした。 この結果、売上高は17,569百万円(前年同四半期比3.4%増)、セグメント利益(営業利益)は2,373百万円(前年同四半期比15.5%増)となりました。

 

③ 海外現地法人
Sanyo Corporation of Americaは、高吸水性樹脂やゴム関連が好調に推移しましたが、中国製自動車部品の追加関税や販管費の増加により営業利益は微減となりました。三洋物産貿易(上海)有限公司は、自動車市場の急回復により自動車部品が大幅に伸長し、全体としては非常に好調でした。Sanyo Trading Asia Co., Ltd.(タイ)は、ゴム関連を中心に化学品・自動車部品も堅調で増収増益となりました。Sanyo Trading (Viet Nam) Co., Ltd.は、塗料・インキ関連が好調でした。Sun Phoenix Mexico, S.A. de C.V.は、自動車関連部品は好調も、中国からの海上輸送費高騰の影響を受け、増収・減益となりました。なお、当期よりPT. Sanyo Trading Indonesiaを連結の範囲に含めています。 この結果、売上高は12,549百万円(前年同四半期比45.6%増)、セグメント利益(営業利益)は714百万円(前年同四半期比39.6%増)となりました。


2021年9月期第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあるものの、各種政策の効果や海外経済の改善によって持ち直しの動きがみられました。

しかし、米国政権交代の影響や感染者数の増加を受けた緊急事態宣言の再発出等、先行きは極めて不透明な状況にあります。 このような環境下、当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は21,609百万円(前年同四半期比2.0%増)、営業利益は1,721百万円(前年同四半期比9.3%増)、経常利益は1,836百万円(前年同四半期比3.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,226百万円(前年同四半期比10.1%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりです。
なお、当第1四半期連結会計期間より経営管理区分を変更したことに伴い、従来「化成品」セグメントに含まれていた㈱ワイピーテックを「機械資材」セグメントに変更しています。以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。

 

①化成品
ゴム関連商品は、需要回復の動きが鈍く売上、利益ともに前年同期を下回りました。化学品関連商品では、畜産関連事業の移管により減収となりましたが、主力の塗料・インキ関連は好調に推移し、また新たに発足した三洋ライフマテリアル㈱も収益に寄与しました。
この結果、売上高は7,206百万円(前年同四半期比8.1%減)、セグメント利益(営業利益)は425百万円(前年同四半期比12.5%増)となりました。

 

②機械資材
産業資材関連商品では、日系自動車メーカーの製造挽回に伴い堅調でした。機械・環境関連商品は、本体の大型案件計上はありませんでしたが、消耗部品や保守サービスを中心に平調でした。コスモス商事㈱は地熱向け掘削機材の販売は順調でしたが、利益は大型案件を計上した前期に届きませんでした。㈱ワイピーテックは畜産向け飼料添加剤が好調で荷動きは活発でしたが、コンテナ不足による海外輸送費用の増加に事業移管に伴う経費増も重なり減益でした。科学機器関連商品は、コロナ禍で遅延していた検収が実現し増収でしたが、採算は悪化し減益となりました。
この結果、売上高は8,560百万円(前年同四半期比1.0%増)、セグメント利益(営業利益)は1,149百万円(前年同四半期比8.7%増)となりました。

 

③海外現地法人
Sanyo Corporation of Americaは、高吸水性樹脂や自動車部品、ゴム関連が好調に推移しました。三洋物産貿易(上海)有限公司は、ゴム関連は低調でしたが、自動車市場の急回復により自動車部品が大幅に伸長し、全体としては非常に好調でした。Sanyo Trading Asia Co., Ltd.(タイ)は、ゴム・化学品・自動車部品共に堅調で、販管費の減少も加わって増収増益となりました。Sun Phoenix Mexico, S.A. de C.V.は、自動車部品の出荷が好調で売上は拡大しましたが、物流コストの上昇等により営業利益では前年同期を下回りました。
なお、今期よりPT. Sanyo Trading Indonesiaを連結の範囲に含めています。 この結果、売上高は5,813百万円(前年同四半期比20.8%増)、セグメント利益(営業利益)は364百万円(前年同四半期比35.8%増)となりました。


2020年9月期連結会計年度におけるわが国経済は、当初は緩やかな回復基調にあったものの、新型コロナウィルス感染症の世界的拡大の影響を受けて経済環境が急激に悪化し、厳しい状況にあります。今後は、社会経済活動の段階的な引き上げにより景気の持ち直しが期待されるものの、感染症の収束については予断を許さず、依然として不透明な状況となっています。
このような事業環境のもと当社グループでは、長期計画「VISION2023」に沿って、当社の強みを活かした付加価値の高いビジネスを追求・深化させ、新規ビジネスの開拓、グローバル展開の加速、新規投資の推進などに取り組み、グループを挙げて業績の向上に努めてまいりました。また、新型コロナウィルス感染症に対しては、社員の安全を図り、手元資金を万全にして、事業継続を優先課題として対処してまいりました。
新規投資としては、畜産分野における既存事業とのシナジー効果を最大限に発揮するため機能性飼料原料と飼料添加物の輸入専門商社㈱ワイピーテックを買収したことに加え、ライフサイエンス分野の収益力強化のため食品添加物および工業用薬品の輸入販売を手掛ける㈱NKSコーポレーションを買収しました。
この結果、当連結会計年度の売上高は76,087百万円(前連結会計年度比8.6%減)、営業利益は4,791百万円(同18.4%減)、経常利益は5,271百万円(同13.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,013百万円(25.0%減)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりです。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの業績をより反映させるために、のれん償却額の配賦基準を見直し、各事業セグメントへ配賦を行っています。
また、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の算定方法により作成したものを記載しています。

 

①化成品
ゴム関連商品は、自動車向けや家電・情報機器向けの合成ゴムや副資材の出荷が低調に推移したことに加え、輸出も落ち込みました。化学品関連商品では、主力の塗料・インキ関連等高付加価値商材が、前半は好調でしたが、夏場以降は低調でした。半導体関連商材・接着剤なども伸び悩み、アジア向け輸出も低調でした。新たに連結子会社化した㈱ワイピーテックは収益に寄与しましたが、買収費用の一時計上もありセグメント利益は前年同期を下回っています。
この結果、売上高は30,508百万円(前連結会計年度比1.9%減)、営業利益は1,353百万円(同14.2%減)となりました。

 

②機械資材
産業資材関連商品では、自動車内装用部品の販売が、国内自動車メーカーの生産活動が急激に落ち込んだ影響を受けました。機械・環境関連商品は、飼料加工機器関連は好調でしたが、木質バイオマス関連事業に新規大型案件計上が無く前年同期を下回りました。科学機器関連商品は、バイオ関連機器は好調でしたが、元素分析・粒子分散機器が低調でした。資源開発関連商品は前期に海洋開発分野で計上した大型案件の反動減があった一方で、地熱開発機材が好調でした。
この結果、売上高は27,205百万円(前連結会計年度比17.5%減)、営業利益は3,333百万円(同17.1%減)となりました。

 

③海外現地法人
Sanyo Corporation of Americaは、ゴム・フィルム関連商品が低調でしたが、高機能性樹脂の販売が好調に推移しました。三洋物産貿易(上海)有限公司は、新型コロナウィルス感染症の影響を受けましたが、経済活動の早期回復により、自動車関連商品やゴム関連商品が好調でした。Sanyo Trading Asia Co., Ltd.(タイ)は、自動車業界の不振を受けて、自動車内装用部品、ゴム関連商品が落ち込みました。Sanyo Trading (Viet Nam) Co., Ltd.は、化学品・自動車関連商品が低調でした。Sun Phoenix Mexico, S.A. de C.V.は、自動車関連商品の販売が低調でした。
この結果、売上高は18,227百万円(前連結会計年度比3.8%減)、営業利益は839百万円(前連結会計年度比4.7%減)となりました。